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SHARP太陽光発電独自の品質試験その5|宮崎県宮崎市のツカサ

2016/11/19 ブログ

シャープでは、約50年の開発経験と、豊富な実地データやノウハウを基に、

国際規格のIEC規格や日本のJIS規格よりも厳しい基準による品質試験を行っています。

梅雨や夏の高温多湿、台風、激しい積雪など、日本の屋根は四季を通じて過酷な条件にさらされます。
約50年の開発経験を持つシャープは、長く使い続けていただくために、千葉県銚子市で20年以上
稼働している太陽電池モジュールなど、豊富な実地データで得られたノウハウを基に、独自の耐久試験
や加速試験基準を規定し運用しています。
IEC規格や日本のJIS規格よりも厳しい基準による品質試験を実施することで目指す「長期耐久性の確保」
半世紀にわたる歴史を有する、シャープの信頼性に対するこだわりの証です。

 

試験5 最近話題になったPID現象に対しては・・・

システム電圧ストレス試験

新聞でも報道されたPID(Potential Induced Degradation:電位に誘発される劣化)現象。
ドイツの研究機関フラウンホーファーが、世界の主要メーカー13製品の品質試験評価として
行ったものですが、シャープ製の太陽電池モジュールではこの現象が起こらないことも同時に
確認されています。

PID現象とは、高温高湿及び高いシステム電圧による影響で、電気出力の低下が起こる現象です。

「システム電圧ストレス試験」は、この状態を擬似的につくりだす試験です。
フラウンホーファーの試験基準は「温度50℃、湿度50%、最大システム電圧を加える時間、48時間」ですが、シャープでは「温度60℃、湿度85%、最大システム電圧を加える時間、96時間」という、より厳しい規定
で行っています。
尚、この試験条件はIEC規格(審議中)の暫定版と同条件となっています。

WS000896

電極をつないだ太陽電池モジュールを、高温高湿環境に置き、電気出力の低下が起こらないか等を
テストします。

※写真は試験環境を再現したもので、試験中は試験機の扉は閉じて、高温高湿環境にしています。

 

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