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SHARP太陽光発電独自の品質試験その4|宮崎県宮崎市のツカサ

2016/10/27 ブログ

シャープでは、約50年の開発経験と、豊富な実地データやノウハウを基に、

国際規格のIEC規格や日本のJIS規格よりも厳しい基準による品質試験を行っています。

梅雨や夏の高温多湿、台風、激しい積雪など、日本の屋根は四季を通じて過酷な条件にさらされます。
約50年の開発経験を持つシャープは、長く使い続けていただくために、千葉県銚子市で20年以上
稼働している太陽電池モジュールなど、豊富な実地データで得られたノウハウを基に、独自の耐久試験
や加速試験基準を規定し運用しています。
IEC規格や日本のJIS規格よりも厳しい基準による品質試験を実施することで目指す「長期耐久性の確保」
半世紀にわたる歴史を有する、シャープの信頼性に対するこだわりの証です。

 

試験4 潮風による錆や腐食に対しては・・・

複合サイクル腐食試験

四方を海に囲まれた日本では、塩害対策は必須と言えます。
潮風に含まれる塩分(塩化物イオン)によって太陽電池モジュールに使用されているアルミ枠が
腐食したり、アルミ枠と架台との間に電食(電気化学反応による腐食)が発生し、
太陽電池モジュールの固定部分に亀裂や破損を引き起こす危険性があるからです。
そのような塩害を想定したのが「複合サイクル腐食試験」です。

WS000894
   複合サイクル腐食試験機

 

本試験は複合サイクル腐食試験機を使用し、塩水の噴霧→乾燥→湿潤を繰り返すことで腐食を
進行させ、太陽電池モジュールやその周辺機器へ影響を確認します。
海水の塩分濃度平均約3.5%に対し、噴霧する塩水の塩分濃度は5%と、濃度の高い塩水を使用しています。

塩水の温度、装置内の湿度や試験時間など、IEC規格とJIS規格ではそれぞれ基準が異なりますが、
シャープでは両規格より厳しい試験を行っています。

WS000895

「噴霧→乾燥→湿潤」を繰り返すことで腐食を進行させ、塩分による錆などに対する耐久性をテスト
しています。

 

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